「歴史総合」の授業を終えて

2023.03.01 トピックス

「歴史総合」の授業を終えて

「歴史総合」の授業を終えて

昼間部1年生の「歴史総合」の授業を終え、

最後の考査で「高校で「歴史」を学ぶ前と後で、あなたが変わったことは何ですか。」と聞いてみました。

以下、生徒の回答です。

・差別、戦争の恐ろしさを更に知ることができた。それに中学校では教えられなかった歴史の裏を知ることができ、表向きでは幸せなことであっても、実は裏では苦しんでいる人がたくさんいることを知った。

・自分が置かれている立場、日本社会の制度、そして世界で起きている戦争、これらの背景や原因を考えるようになりました。何も考えず、周りに流される大衆でいると、時代の変化に混乱し、破滅すると歴史で学んだからです。

・産業革命とか戦争とかがあったのは知ってたけど、こんな流れでこうなったかはくわしくは知りませんでしたが、歴史を学んだ後は分かるようになった。そのおかげで自分が今いる世界のことがよく分かるようになった。

・今までは戦争でどこが勝ったのかとか、革命の光の部分を習うことが多かったが、高校の授業では、国が成長しているときの表と裏をしっかり両方授業で教えてくださったので、ただ「こんなに成長したり変化してるなんてすごい」で終わらず、「こんなに裏で苦しい思いをしている人がいるんだ。」と知れたので、差別したり、支配することがどれだけ悪か分かった。

・物事のよい面、悪い面が理解できるようになった。過去の出来事にも必ずよい面、悪い面があるから、そこをきちんと学習できたと思います。

・教科書に載っていない中学校でも学ぶことができなかった経済の発展、革命の裏で表に出てこない人々(先住民や黒人等)の悲惨な事件をたくさん学んで、様々な側面から事件や歴史を読み取ることができるようになった。知らなかったことをたくさん知れて楽しかった。

・歴史を学んだことで、私は二度と繰り返してはいけない悲惨な過去があることを知りました。このような差別や殺りくを起こさないよう意識することができました。

・現代にも残る社会問題の元の原因を知ることで、その問題のとらえ方が変わった。名前は知っていたけど、どんな人か、どんな内容の出来事だったのか、知らなかったことを知ることができた。

・物事を片方の立場だけでなく、いろんな立場になって考えられるようになった。日常生活の中でも、自分の立場だけでなく、相手の立場になって考えることで、いろいろな見え方になるなと思った。歴史上で起こった出来事から学び、現代の生活にも活かそうと思うことができた。

・過去の出来事を聞いて、悪い事をする人は目の前の利益や結果ばかり見て視野が狭くなっていると思いました。昔は今より上下社会が厳しかっただろうから、反対の意見は届かず、えらい人達の思い通りでした。過去の失敗を活かして、もっと生きやすい世の中になってほしいです。そのために私は色んなことを学んで自分の力で考えられる人間になりたいです。

・色んな物事に対しての考え方。例 クラスの発表とかで自分の意見を通したいけど相手の意見も少し聞いてみようかな…。みたいな感じです。多分、おそらく。

・主観的に見るだけではなく、客観的に見たり、見えるところだけではなく、そのことは他国ではどうなのかなどの見方を変えるってことが出来るようになった。

・名前しか知らなかった人のしたことや、昔の戦争の火種を知って少し興味が出てきた。黒人差別がどのようなもので、黒人がどんなあつかいを受けていたのかを知って、人種差別がなくなる日が来るといいなと思えた。

・人種差別など、現代と同じように過去にも理不尽でありえない事が行われている事が分かった。歴史を勉強する前は、無関心で「へー」くらいにしか思わなかったけど、そのような事を無くしたいと積極的に思えるようになった。

・ざっくり見たらこんなことが起こってたんだー。とか浅はかな考えだったけど、よく見ると、国1つ1つの闇だったり、色々なことが起きてる。教科書とかに書いていないだけで、もっと闇があるんじゃないかと追究するようになった。

・歴史の苦手さは正直変わらないけど、興味は深まった。昔の人々が苦しい思いをしていたこととか、苦労したことは、今の人々は知っておかなくてはいけないと思った。

・なぜ世界ではこんなにも戦争が起きているのか、原因や大きくなった理由が分かった。また、自分達が今できている生活のもとは何なのかなど知ることができた。

・歴史には、闇と光があって、光の部分は経済や機械が進んで、便利な生活が出来るようになったけど、闇の部分は人種差別などだいぶひどいことをしていて、だから歴史はどちらか一方だけを見るのではなくて、両方をしっかり見ることが大切だと思いました。私もこの歴史から学んだことをいかして高校生活を送っています。